また、皇室関連の報道では、新聞、テレビなどのマスコミがこぞって「ヤレ目出度い、ソレありがたい」と使い慣れない最上級の敬語を駆使してヨイショするのも情けない。
皇室のあり方を冷静に考察したり批判したりする勇気をジャーナリスト達に求めることはできないようです。
金日成・金正日親子を崇め立てる北朝鮮の報道と日本のマスコミの皇室報道は本質的にそっくり一緒です。情報を発信する方にも、またそれを受ける側にもユーモアのセンス、心のゆとりが皆無である点においても北朝鮮の間抜けな国威高揚宣伝フィルムと酷似しています。
我が国の皇室関連報道では、どうゆう訳だか縁もゆかりもない英国の王室がよく引き合いに出されたりしますけれども、とんだ見当違いです。
これだけ腰の引けた臆病な報道姿勢はイギリスのジャーナリズムにはありません。かつて、BBCで王室一族をからかう人形劇が放映されていたくらいにさばけています。