滋賀県豊郷町で古い小学校の校舎を引き倒すか保存するかで大騒動になっています。
連日テレビで報道されていますが、公共事業の利権がらみの茶番劇をこの地区特有の「同和」の観点から考察した論評は一切控えられています。マスコミにとって「同和」「未解放部落」の問題は触れることのはばかれる聖域であるようです。
今回の問題も、地域住民に対する差別、そしてその差別を逆手に取った利権の構造が根にあるはずです。
問題の核心には一言も言及することなく、「有名なアメリカ人建築家の設計した由緒有る建物が壊されようとしている」といった表面的なきれい事だけを声高に叫んでみせても、うそ寒いばかりの報道で、何も伝わってはきません。
正面切って問題提起するだけの勇気がない限りは、我が国のジャーナリスト達にはいかなることも語る資格はありません。
真実を突き止める能力もないし、またそれを公正に発表するだけの度胸もありません。大新聞、テレビ局など、臆病者ばかりです。腰抜け共!
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