ちょいと前に駅前に車を停め、その屋根に上がって、「逗子の開発に反対」と叫んでいる奴がいました。
環境の破壊はよろしくない、ということらしいです。もっともだなあ、と、ちょっと思えます。
だけど、逗子に住んでいる私達は多かれ少なかれ「開発」されたところに居を構えているのではないでしょうか。
山に造成された分譲地ならば、「これは造成されたばっかり」と分かりやすいけれども、クセモノは逗子の平地の古くからの住人です。実は私もそうですけど。
いかにも「開発」とは無縁であるかのように思いこみがちですが、田や畑を埋め立てたところに家が建っていたりします。
で、田や畑も、これまた野原や沼を「開拓、開発」したものであるにすぎません。
「先に住んでいる俺たちはいいけど、後から来る奴は駄目よ」が「開発反対」の本音じゃなかろうか。