よくある質問
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中1からで間に合いますか |
9歳までに英語と日本語がきちんと同じ程度に身についている(バイリンガルになっている)場合を除けば、あとは一緒です。
この年齢に達するまでに少なくとも一日に数時間、実生活もしくは学校での活動で英語を使って過ごす機会が数年あればバイリンガルになります。 逆に厳しい言い方をしてしまえば、幼稚園児や小学生の時に一週間に2-3回程度の授業で英語の歌を歌ったり英語の曲に合わせてお遊戯をしたり、ということでバイリンガルにはなりません。 9歳以前に耳から自然に英語を入れてやるには毎日かなりの量の英語に接する環境が必要です。 中1で基礎からきちんと学習し始めれば英語力をつけることができます。 |
私立校の方が有利ですか(中高一貫校は英語に強い?) |
まったくそんなことはありません。学校差よりも個人差の方が大きいと断言できます。
この近辺の私立校で英語教育にきわだった成果を上げているのは栄光とフェリスです。 それ以外の私立校では、みなそれぞれに「うちの学校では英語教育には特に力を入れています」というのがはやりのうたい文句になってはいるものの、たいしたことはありません。 各私立校で色々な工夫をしていますがなかなかうまくいっていないようです。 失敗の典型的な例をあげると次のようなものです。 (1)ニュープログレスを教科書として採用はしたものの生徒達が内容を消化できないまま授業をすすめてしまっている。 (2)見当違いな会話のグループレッスンをしているけれども基礎学力をまったくつけていない。 (3)生半可な海外交流企画を盛り込んでいるために生徒達が「英語は会話さえ通じればそれで充分」と思い違いをして、肝心な「読み書き」をおろそかにして結局ろくな英語力が身につかない。 しかし、それでは公立校に学ぶ生徒の平均的英語学力が高いのか、と言えば残念ながら現状ではそうではありません。 |
勉強方法が分からないようです |
「うちの子は英語の勉強のやり方が分からないようです」と言われる方のお子さんを実際にみてみると、「勉強のやりかたが分かっていない」のではなくて「勉強をしていない」場合が大半です。
英語を本気で習得しようとすれば当然ある程度の作業量が必要となります。 本当に「やりかたが分からない」だけでつまずいている生徒はすぐにできるようになります。 英語学習の要領さえ教えてやれば驚くほど伸びます。 しかし、「やらない」または「やる気がない」生徒は救いようがありません。 |
学校の成績は良いのに模擬試験では得点できません |
別に不思議はありません。端的に言ってしまえば、実力がないからです。
ここで間違えてはならないのは、「試験慣れしていないからだ」と錯覚することです。「傾向と対策」云々の小手先の問題ではありません。 実力のついていない理由は単純です。学校で接する英文の量が絶望的に少なすぎるせいです。雑誌よりも薄い読本教科書を延々と一年がかりでトロトロと学習したところで英語を習得できるはずもありません。 単語・熟語も定期試験のあとではほとんど忘れてしまっています。 ともかく読んでいる量が決定的に少な過ぎるのですから実力が身についていなくて当たり前なのです。 英語を母国語とするアメリカ人の生徒ですら国語(英語)の教科書で比較にならない程もっと多量に文を読んでいます。まして母国語が英語でない生徒達が英語を習得しようというのであれば、本来は彼らよりも多く英文を読まなければならないのです。 |
学校の教師の発音が悪いので子供の発音が心配 |
ありえないことです。
生徒の発音が上達しないのは自分で音読をしないことにその原因があります。 また、辞書をひいた時に発音記号を調べそして実際に自分で発音してみる、という習慣がついていないためです。 このような生徒の発音と教師の発音を比べてみれば、間違いなく教師の発音の方が正確です。 なお、帰国子弟の場合、帰国時の年齢に大きく左右されますが、幼児的言葉づかいのまま定着してしまうことに注意です。 |
読み書きばかりやるので会話ができません |
これもよく言われていることで、「なるほど」と思いがちですが、実は迷信です。
「逆」なのです。会話が苦手であることの第一の原因は単語力と熟語力が貧困であるためです。又、読書量が足りないため英文の構成に不慣れで、言葉がうまくつながりません。 会話に上達する最良の方法は、逆説のように思えますが、多く読むことです。 そして単語力を増やし、自分で音読することによって聞き取る力もつきます。 あとは慣れと度胸だけです。 |
学校の授業は分かるの英語が身についていません |
学校の授業は一斉講義が多く、それを聞き流して「分かった気がする」だけですませてしまうからです。
授業で履修したことを自分のものにするためには「作業」をする必要があります。 「書く」・「読む」・「声を出して読む」、この3点を通して体で確認しながら覚えることによってのみ「英語が身につく」のです。 |
学校の授業では細かい文法ばかりやっていてつまらない |
その通りです。こねくりまわすだけの文法学習は不要です。不要なばかりでなく、有害ですらあります。
要所さえ押さえれば充分です。 文法は「便利な道具」です。この道具の使いこなし方を覚えてしまえば、言葉と言葉を「作法通り」につなげることができます。 そして文法学習のコツは、「言い回し単位」に集約してしまう、ということです。 |
受験英語は特殊でアメリカ人にさえ分からないと言われていますが |
まことしやかに言われている迷信です。
そんな馬鹿なことはありません。 日本の大学入試に出題される程度の英文は、英語圏では中学程度以下の難易度です。 ごくまれに出題者が本文を理解していないためにトンチンカンな問題を出してくることがあります。こればかりは受験者の国籍に関係なく「難しい問題」と認定せざるをえません。 |
学校の英語教育が本物かインチキかを見分けるには |
まず、まったく関係がないのは、授業日数、会話の授業の有無、外人教師の数、教科書の種類、海外研修・交換留学制度の有無です。
意外に思えますが、これらのことは学校の英語教育への取り組み方が適切なものであるかどうかを判断する基準にはなりません。 簡単で確実な測定方法は、その学校の図書室にどれだけ英語で書かれた本が生徒達のために用意されているか、ということです。 |
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根岸英語塾
逗子市 久木 4-21-10 電話:046-871-3116 070-4298-8526 Line ID:cj3116 |
神奈川県逗子市で大学受験の英語指導に40年(1975年設立)以上の実績があります。
勉強のやりかたさえ分かれば英語は簡単です。 中1から高3、予備校生までを個人指導します。手作りの教材を使っての寺子屋方式です。 英語専門の個人塾ならではの学習効率の良さを誇っています。 英語を「教える」というよりは一人ひとりに「仕込み」ます。 |